診療のご案内
FIP(猫伝染性腹膜炎)について
FIPは往診訪問治療も可能です。
FIP(猫伝染性腹膜炎)について
FIP(猫伝染性腹膜炎)とは?
FIP(猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルスの一種が原因で発症する、猫にとって致命的に重篤な病気です。治療をせず放置しておくと、非常に高い確率で死に至ります。
ドライタイプ
猫の特定の器官に炎症や組織の損傷を引き起こす病態です。このタイプは眼や神経系などが影響を受けることが特徴ですが、診断が難しく根気のいる治療が必要です。
ウェットタイプ
湿性FIPとも言います。腹部・胸部に体液が溜まるのが特徴で、進行が急速です。液体の蓄積は呼吸困難や腹部の膨張をもたらすため、緊急な治療が必要です。
FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療
以前はほぼ治療が不可能でしたが、新しい抗ウイルス薬(GS-441524など)の登場で治療に途が開かれました。詳しくは次項をご覧ください。
FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療法
複数の薬を組み合わせるカクテル療法
FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療では猫の状態によって、薬剤を単体あるいは組み合わせて投与します。
■GS製剤■GS-441524やレムデシビル(GS-5734)などの抗ウイルス薬です。FIP(猫伝染性腹膜炎)治療においてメインとなる薬剤です。
■注射剤と内服薬■当院では注射剤と内服薬による治療を行っています。内服薬中心ですが、重症例では初期に注射剤を使用する場合もあります。
FIP(猫伝染性腹膜炎)の診療費の目安
1クール(84日間)60万円~
FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療は猫の状態や使用する薬剤、検査回数によって変わってきます。長期の治療になりますので、事前によくご相談させていただいた上で治療に入るようにしております。
以下は使用薬剤別の診療費の目安です。
■例① 使用薬剤:GS製剤内服薬■
・猫の体重:2.5kg
・検査頻度:2週ごと
■例② 使用薬剤:GS製剤内服薬+注射■
・猫の体重:2.5kg
・検査頻度:2週ごと
治療の流れ
①ご予約
・ご都合の良い日程にて事前に電話予約をお願いします。往診ご希望の場合は、往診専用ダイヤルからお申し込みください。②検査
・予約日にご来院ください。往診の場合は当日、院長の大関が看護師1名を伴ってご訪問いたします。・必要に応じて血液検査や超音波エコー検査等をおこないます。他院での検査結果があるときはご提示ください。
③治療開始
・注射を使った治療あるいは内服薬の投与など、病状に最適な治療方法で治療を開始します。④経過観察
・基本的に84日間の継続治療が必要とされています。その間、約2週ごとに検査をおこない経過を確認させていただきます。⑤お薬の処方
・状態が安定したら、内服薬の処方も可能になります。